国公立大医学部の出願時期と足切り率の関係

2018/09/25
国公立大学医学部の多くは一般入試で2段階選抜を行っています。これはセンター試験の成績を用いて2次試験の受験者を事前に選抜する(いわゆる足切り)という制度です。

この足切りのラインが「○○点以上」ではなく「募集定員の○倍」という形になっているために、センター試験で思うように点数が取れず足切りのラインにかかりそうな人は、センターリサーチの結果や各大学の出願状況を見ながら締め切りギリギリまで出願先を悩む…ということになってしまいます。

また、逆に「自分の点数なら大丈夫だろう」と楽観視して早々に出願したところ、ラインが例年より上がってしまい思いもよらず足切りされてしまうパターンもあり得ます。


不本意にも足切り回避の必要が出てきた場合にどれくらい悩むべきかの参考になる情報として、ある大学の受験番号(出願時期)と第一段階選抜合格率の関係を紹介したいと思います。


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使用したデータ


使用したのは、東京医科歯科大学の前期日程の第一段階選抜結果。

東京医科歯科大学を選んだ理由は第一段階選抜合格者の受験番号を確認することができる数少ない大学だからです。例えば、2018年の合格者受験番号はこちらから確認することができます(PDFが開きます)。

出願が早い順に受験番号が割り当てられるはず(願書の大学到着が同日の場合はその限りではありませんが)なので、出願時期と第一段階選抜合格率の関係が確認できるという訳です。


出願時期と第一段階選抜合格率の関係


2015~2018年の各年で受験番号を番号の若い順から第1群~第4群の4つのグループに分け、各グループの4年間の合格率の平均値をグラフにすると次のようになります。

ashikiri.png

受験番号が大きくなるにつれて合格率が下がり、特に第4群(後ろ1/4のグループ)では極端に低くなっていることがわかります。1年毎に見ても、第1群と第2群の大小関係が変わることはあっても、第4群が最も低いという傾向は共通しています。

これは、自信がある人や志望意欲の高い人が早めに出願するのに対し、第4群にはギリギリまで出願を粘ったが状況を見定めきれなかった人や志望意欲がそこまで高くない人(記念受験のような人?)が多いためだと考えられます。


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強調しておきたいのは、出願状況を見定めようと粘った人の合格率。

粘ったところで合格率に15%近くも差がついてしまうのでは、かなり歩が悪いと言わざるを得ません。

無事に合格できていたとしても、その間結果が気になってなかなか勉強が手につかなかったりしたらライバル達との差は開く一方。


そんな負のループに陥らないためにも、二次試験に貯金が回せるくらいセンター試験で点数を稼ぎたいところです。
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