2018年8月に独自ドメインを取得してブログを移転してから約半年。
日記系のブログではなかなか審査に通らないとは聞いていましたが、審査で不承認になること14回。頻繁に申請をしすぎたためか途中で審査停止になりながらもようやく合格することができました。

後半はほとんどあきらめていたので、このメールが来た時には「なんで!?」という感じでした。もちろん何においても審査に通るというのは嬉しいものです。
Googleアドセンスの審査は基準を公開していませんが調べてみると
「たった○日、記事数〇個で通過」
「審査通過に必要なのはこれだけ!」
など先人達の体験談がいくらでも出てきます。
今回、審査用のブログなど設けずに旧ブログからの記事引っ越しなどアクロバティックな運用をしながら申請をしてしまったせいで合格までかなり遠回りした気がしていますが、せっかくなので反面教師になれることを期待して記録として残しておこうと思います。
合格までの道のり

ブログを開設した8月2日からここまでの経緯を時系列でまとめると次の通りです。
①8月4日~9月20日 アドセンス申請(1~11回目)
→すべて『Googleのポリシーに準拠していないサイト』が理由で不承認
→その後、審査停止(申請できない)状態へ
②12月18日~1月21日 アドセンス申請(12~14回目)
→すべて『価値の低い広告枠』が理由で不承認
③2月6日 アドセンス申請(15回目)
→2月7日 審査合格!
以下では①~③のそれぞれの時期について、申請時のステータスや気づき事項を紹介します。
①1~11回目の申請【不承認】→審査停止
旧ブログから全記事(約600記事)移転しただけで、安易な気持ちで申請した1回目は当然のように不承認。その後、いろいろな記事やAdSense ヘルプフォーラムを参考にしながら改善を続けました
実施した改善ポイントを挙げてみるとこんなところでしょうか。
a. 旧ブログのリダイレクト設定
b. 記事の質向上(タイトル変更、記事統合、短文記事を非公開設定)
c. 記事の日時変更(アーカイブで記事が少ない月を減らすため)
d. プロフィール記事、お問合せフォーム、プライバシーポリシーの作成
e. サイトマップ作成
f. パンくずリスト追加
g. サイドバーの整理(twitter埋め込み等の削除)
h. 引っ掛かりそうな画像・記事の削除
i. 不適切ワードの削除
j. ブログ村リンク、ソーシャルリンク、アフィリエイトリンクの削除
k. 画像圧縮(ページ表示スピード向上のため)
しかし、『Googleのポリシーに準拠していないサイト』の評価は変わらず…
申請を出すと早ければ当日、遅くとも2日後には結果のメールが届き、少し改善を加えて3日後くらいに再申請という状態を続けていましたが、11回目の結果が出た後に申請できない状態になってしまいました。
このときはよく見かける「申請の間隔は2週間以上空けたほうがいい」というアドバイスに従っておけばよかった…と後悔しましたが、一方でいろいろやりきった感もあり、アドセンスは半ばあきらめてゆるくブログ更新を続けていく決意をしました。
したがって、これ以降は上記のh~kをあまり気にせず記事を書いています。
②審査再開→12~14回目の申請【不承認】
審査停止から3ヶ月ほど経ち、ふと思い出して申請をしてみると審査が再開されました。
しかし、当然のごとく結果は不承認。理由は『価値の低い広告枠』で以前のポリシー違反よりかなり後退した印象です。
審査停止になって以降は短めの記事があったり、アーカイブで記事が少ない月があったり、他社広告を載せていたりしていたので「やっぱり無理か…」くらいの気持ちで2週間に1回ペースで申請だけはしていました。
③15回目の申請【承認!】
何か特別なことをすることもなくただただ②の延長線上で15回目の申請をしたところ、あっさりと承認されました。
14回目で不承認になって以降の変化と言えば
・新規記事追加×3
・google砲×2
くらいです。過去記事も編集していませんし他社広告はベタベタ貼りっぱなしの状態だったので、まさかこのタイミングで承認されるとは思っていなくてビックリ(拍子抜け)しました。
結局何が決め手だったのか

以上のようにずいぶん時間はかかったものの、巷で言われていることをすべて網羅していなくても審査に合格することができました。
巷で必要と言われていることで、今回満たしていなかったこととしては以下の5つが挙げられます。
・読者に有用な記事(⇔日記的な記事多数)
・文字数は多い方がいい(⇔1000字未満の記事多数)
・表示スピードも重要(⇔低速ページ多数)
・更新頻度は多い方がいい(⇔週1回程度)
・他社広告、アフィリエイトリンクはない方がいい(⇔設置済み)
・WordPressを使用したほうがいい(⇔無料のSeesaaブログを使用)
これらをすべて改善しておけばもっとスムーズに合格したのかもしれません。
一方で『価値の低い広告枠』で不合格になっていたブログが特別な対策なしに2週間後に合格できたことを考えると、審査基準として以下のようなことが含まれていてもおかしくないのかなとも思います。
・審査には多数の加点・減点項目があり、加点項目としてPV数やサイト運営期間など含まれる
・申請の度に(もしくは一定期間で)審査されるページ(もしくは審査担当者)が代わる
つまり、時間が解決してくれるということ。
そういう意味では「申請の間隔は2週間以上空ける」ことが結果的に最も重要だったのかもしれません。
ということで、ブログがアドセンスの審査に通らず苦労されていてこの記事に到達された方にお伝えしたいことは1つ。
ふとしたタイミングで合格につながることがあるので、諦めずにこつこつブログを続けてください!
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