
新年度を目前に控え、新たなアルバイトを考え始めている人も多いのではないでしょうか。
医学部生のアルバイトはやはり家庭教師や塾講師が多く、再受験生もその例外ではありませんが、中には前の大学の専門分野や再受験での入学前に取得した資格を活かした仕事をしている人も見かけます。
自分の専門を活かした仕事は一般的なアルバイトに比べると時給が高いですし、何より楽しいものです。
また、一度大学を卒業しているのであれば、専門とまではいかなくとも大卒だからこそできるアルバイトを探せば一般の大学生より高い収入を得ることが可能です。
今回は僕自身のアルバイトについて書いてみたいと思います。
継続してやってきているのは①家庭教師、②予備校講師、③資料作成の3つ。
①と②はジャンルとしてはありきたりですが、①~③すべて大卒であることや自分の専門のおかげでお仕事をもらえています。
資格に関しては社会人時代にマニアックな国家資格を取得していますが、アルバイトにはまったくつながらず…(汗)
①家庭教師
家庭教師は多くの医学部生が高時給でやっているので、改めて書けることはあまり多くありません。
ただ、年齢が上ということで一般の大学生よりも浪人生や再受験生を教える機会を得やすいことはメリットとして挙げられると思います。「再受験するにあたって勉強だけでなく(僕が通う)大学の受験事情も知りたい」ということでお話をもらうこともしばしばあります。
割合的には高校生以下を受け持つことのほうが圧倒的に多いですが…
契約会社を通すと時給がヤル気を失うほど低くなるので、すべて個人で契約しています。
時給は指導内容やその他の条件にもよりますが3,500~6,000円といったところ。
個人契約のコツはこちらに記載しています↓
②予備校講師
一般の医学部生でも塾や予備校でアルバイトをする学生は多いですが、各予備校の採用情報のページを定期的にチェックしておくと大卒以上での募集がときどきあり、僕自身も専門分野を評価されてその枠で採用してもらい働いています。
授業、質問対応、採点…と業務内容は大学生が塾で働く場合とさほど変わりませんが、わざわざ「大卒以上」と付くからには待遇が違ってきます(もちろんそれに伴って責任も…)。
時給の具体的な額は伏せますが、質問対応(準備不要)で待機するだけでも家庭教師より高時給だったりします。
待遇がいい分、書類選考→筆記試験1→筆記試験2→面接…と採用までの道のりが個人的にはけっこう大変でした。そのときのエピソードがこちら↓
③資料作成
ときどき知り合いからもらえる臨時のお仕事。
「この本の〇章について話したい」
「この図をパワポできれいに作って欲しい」
みたいなざっくりオーダーでプレゼン資料を作ったりします。例えばこんな感じ↓
seachicken_med / しーちきん🌍再受験医学生
突然舞い込んだ訪問看護の講義資料を作るお仕事。無駄に凝った分、無駄に詳しくなりました…が、今頭に入れないといけないのはこれじゃない。 https://t.co/QGLa9POPKY at 10/13 14:07
資料は作り込むとそこそこ時間かかっちゃうので時給換算するとたいしたことないですが、勉強の気分転換にもなるのでいつも快く引き受けてます(笑)
まとめ
社会人を経て再び大学生になった僕自身のアルバイト事情について書いてみました。
予備校で働くの意外にオススメです(笑)
この記事へのコメント
再受験生
しーちきん
開始時間は基本18時頃ですが集団の授業以外は遅い時間で対応してもらえています。
まる
またあったのならどのように精神の安定を保っていましたか?
(記事に関係のない質問すみません)
しーちきん
不安はもちろんありました。対処方法はどういった不安かによって異なります。
例えば「受験でうまくいくか」なら、合格点が決まっていることなので自分の実力が今どれくらいで、合格までに何が必要かを分析してそれに注力する。過去問や模試などで自信がついてくると勉強に支障が出るような不安は解消していました。
また「合格後の学生生活や医師としてのキャリア」なら、再受験で入学した方のそういった情報をキャッチしてみる(直接の知り合いがいなければブログなどでもいいと思います)。自分に境遇が近い先輩方が活躍している様子を見ると前向きになれますよね。僕自身それは入学してからも同じです。
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