
今住んでいる所は全国有数の保育園激戦区。
入園申請は両親の勤務状況に応じたポイント制で、2歳児クラスですら両親フルタイム勤務じゃないと入るのは不可能という状況です(それでも入れない家庭も…)。
親が大学生の場合、そのまま申請してしまうとフルタイムで働く人より低いポイントになってしまい箸にも棒にもかかりません。
実際、我が家は深く考えずに申請した1歳児クラスでは撃沈。
あえなく待機児童になりました…(汗)
でも、その反省を踏まえて行動した結果、2歳児クラスでは希望順位の高い認可保育園に入園することができました。
つまり、かなり高いポイントをもらえたということです。
今回はその理由を3つ紹介したいと思います。
①役所での情報収集
入園の手続きや制度は自治体によって大きく異なります。
子持ちの友人に話を聞くと大学生でもフルタイム勤務扱いのところがあったり、ポイント構成が全然違っていたりします。
今住んでいる自治体での保育園の選考は、親が大学生という想定がまったくなされていなかったので
どうしたら入園確率が上がるか
の情報収集が最も大事でした。
役所に通いつめていろいろ質問してみたり、役所勤めしている知り合いから実情を教えてもらったり…
結論としては
「空きコマの時間や授業が早く終わる日は育児できるんじゃないの?」って言われないような申請書類を用意してね
さらには
フルタイム勤務より忙しいことや拘束時間が長いことを証明できればそれも考慮する
とのことでした。
時間割の提出必須で、そのまま申請した前年度はボーダーにかすりすらせず落選。
どうしたものか…と悩んだ挙げ句、次の手を打ちました。
②大学の先生の一筆
僕は授業時間外に研究や学会準備、抄読会や医局ミーティングへの参加をしています。
『空き時間や放課後は研究室活動に従事している』
といったことを研究室の先生に一筆書いてもらって申請時に提出したことで、フルタイム勤務(以上?)とみなしてもらえたようです。
おそらく大学事務にお願いしても対応してくれるんじゃないかとは思います。
文書の形式は東京大学が使い勝手のいいテンプレートを公開しているのを発見し、そちらを利用させてもらいました。
でも、これだけでは他の家庭とやっと並んだだけ。
保育園に入れたとしても立地や保育環境などが希望通りにならない可能性が十分にあったわけですが、そこから先はどうやら親が大学生ということがプラスに働いたようです。
③世帯収入が低かったこと
今の自治体では、勤務状況でポイントが並んだ場合、兄弟の有無や待機年数などその他の状況に応じて優先順位が決められます。
そんな中で我が家が高い優先順位になった理由は
収入の低さ。
恥ずかしながら…
当時の我が家の世帯収入は妻の育休手当てと僕の予備校勤務の給与のみ。
他の家庭は共働き世帯ばかりなので、優先順位としてはかなり上になったようです。
次年度も待機児童ということになると、妻の育休手当ては途切れ、僕も授業が忙しくなって仕事の時間が限られるということで笑えなくなるところでした…(汗)
最後に
保育園激戦区で親が大学生でも希望の高い園に入ることができた理由を紹介しました。
待機児童が多い地域で在学中に子供を授かり、保育園を検討されている方のお役に立てば幸いです。
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