新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して、東京都の感染者数が日々報道されています。
しかし、感染の動向を把握するには感染者数だけでは不十分で、東京都では「感染状況」と「医療提供体制」を2つの柱として7つのモニタリング項目が設定され、下記サイトにて毎日更新されています。
それぞれの項目がグラフ化されているのですが、
目次
1. 陽性者数と感染経路不明者数
2. 年齢別の感染者数
3. PCR検査数と陽性率
4. 入院患者数と重症者数
5. まとめ
※ 2020/9/11更新のデータ使用
1. 陽性者数と感染経路不明者数
まずは日々報道されている陽性者数の推移。ここには例えば一時期行われていた新宿の夜の街等での集団検査での陽性者、感染者の濃厚接触者、感染経路不明者などがすべて含まれます。

次に陽性者のうち感染経路(=接触歴)不明者数の推移。

2. 年齢別の感染者数
緊急事態宣言後の年代別の新規陽性者数の推移を7日間の平均で示します。

第一波の時とは検査件数がまったく異なるため単純な比較はできませんが、3月からの推移も参考として示します。

3. PCR検査数と陽性率
PCR検査数と陽性率の推移を示します(東京都のサイトではPCR検査と抗原検査によって陽性者数や陽性率を計上していますが、ここではPCR検査のみの値です)。

参考までに第一波の頃も含めたPCR検査の陽性率推移(縦軸対数)はこちらです。

※東京都のサイトの「モニタリング項目(4)検査の陽性率」にある検査人数は5/6まで保険適用分の検査が含まれていないため検査人数が非常に少なくなっています。
4. 入院患者数と重症者数
入院患者数、宿泊療養者数、自宅療養者数、入院療養調整中の人数の推移を示します。

続いて重症者数の推移を示します。

5. まとめ
東京都の新型コロナウイルス感染症の状況についてモニタリング項目を中心にグラフで紹介しました。
今後も更新していきたいと思います。
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