医学部1年生のときにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと

2020/04/05
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今回はいただいた質問について回答します。

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単位認定制度のある大学に再受験で入学すると、1年生の間はある程度自由な時間ができます。僕自身も1年生のコマ数は前期が片手、後期が両手で収まるくらいでした。

その間できる限り無駄がないよう努めたつもりですが、5年生となった今振り返ってみると「あれをしておけばよかった」と思うこともあります。

なので、自分の経験と反省を踏まえて質問に答えてみたいと思います。せっかくなので勉強関係だけでなくそれ以外についても。


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医学部の勉強関係


一言で言えば「専門科目の先取り」ということになるかと思いますが、科目数だけでもかなりの数があり範囲も膨大です。

そんな中で自分で始める勉強としては、狭い範囲を深掘りするよりは、基礎医学を中心に全体像が見えるような勉強をするのがいいと思います。

もちろん、特定の科目に元々強い関心があるだとか、広く勉強している中で気になることが出てきたとかであれば別です。分厚い正書を一から読むことで得られるものはたくさんあります。

しかし、やみくもにいきなり深掘りし始めると絶対に心が折れます。入試で物理選択だった人は特に(経験談)。

例えるなら世界地図を作っていくイメージでしょうか。ある国の都市を網羅してから次の国に進もうとするより、初めに全体像として各国の主要都市をおさえたほうが後々使いやすい地図になるのは目に見えています。


教材に関しては「絶対にコレがいい!」と言えるほど網羅的にリサーチできていませんでしたが、以下の3つを使って勉強したことが後々けっこう役立ちました。

①『人体の正常構造と機能』
②高校生物+αの教科書
③学士編入の教材

番号は役立った順です。それぞれについて補足していきます。


①『人体の正常構造と機能』


基礎医学で最もお世話になったと言っても過言ではないシリーズ。

臓器別にコンパクトにまとまっていて(といいつつ情報量はけっこう多い)生理学・生化学・組織学・解剖学あたりをリンクさせながら理解することができます。

図がきれいなのもオススメポイント。


②高校生物+αの教科書


医学部専門科目の導入的な位置付けの科目が設置されている場合は、その指定教科書を勉強するのもいいと思います(リンクは前の大学の教養で使った教科書です)。

とっかかりやすいですし後々の試験対策にもなるので、「高校生物の範囲も不安」「『人体の正常構造と機能』は難しい」という方はこういうところから手をつけるのもありだと思います。


③学士編入の教材


この教材を使った勉強については以前記事に書いたので具体的な話はここでは割愛します。


教材としてはよくまとまっていて自分としては気に入ってましたが、一般入試で入学してからわざわざ某KALSの教材に手を出す人はいないですよね…

今は国試予備校が低学年向けの講義動画を出していたりするので、それと似たようなイメージで捉えてもらえればと思います。

そういったものはCBT対策や国試対策として出されていて低学年からの利用に反対する人も少なくないですが、個人的には全体像をつかむための教材として悪くないと思っています。


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医学部の勉強以外


大学の勉強以外のことなんて好きなことをやればいいんですが、将来につながることを考えて積極的に挑戦することをおすすめします。

僕の場合は次の3つ(反省含む)。

①英語・その他の資格
②興味がある診療科に関すること
③プライベートの充実


①英語・その他の資格


先生方や先輩に聞くと誰しもが口をそろえることですが、英語=必須のスキル。

授業や実習では医学英語を除くとその必要性を感じる場面はものすごく少ないんですが…(たまに論文を読むくらい?)

日本にいる限り英語ができないからと言って死ぬことはないですが、これからのご時世チャンスがものすごく減ってしまうのも確かです。

僕自身、いざ留学することになって「もっと英語できたら」と思うことが多々ありました。1年生のとき少しはやっていたんですが、もっとしっかりやるべきだったと反省しています。

英語以外の資格に関しても同じです。


②興味がある診療科に関すること


興味がある診療科が絞られているのであれば、それに関することを何かやってみるというのもいいと思います。

前半の勉強の話に含まれますが、その診療科の疾患について学ぶのも1つ。

僕の場合はそれが研究や学会・研究会参加でした。反省点はもう少し臨床的なこともやっておけばよかったということです。

「○○科に興味があります」と言うと、その科の先生方は喜んでいろいろなことを教えてくれます。何かやってみたいことがあればアプローチしてみると面白いことが起こる(?)かもしれません。


③プライベートの充実


6年間の長い医学部生活を楽しく過ごすためには、時間のある1年生のうちに充実したプライベートの基盤を作っておくのはすごく大事です。

部活、趣味、バイト…などなど、勉強以外で打ち込めるものならなんでもいいと思います。


僕は当時長男が生まれたばかりということもあり人間観察という新しい趣味ができました。また、そんな事情で関心のある運動部への入部は無理だったので、空き時間でランニングしてマラソンにチャレンジしたりしていました。

昨年、双子が生まれてからはマラソンどころじゃなくなってしまってますが…


まとめ


比較的時間のある医学部1年生のうちにやっておくといいこと、自分自身がやっておけばよかったと反省していることについて書いてみました。

勉強面が心配な方も多いかもしれませんが、それ以外の過ごし方のほうが大事なのかもと今となっては思います。


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