最近、友達や知人に双子が生まれたり、双子を持つ親の会の話を聞いたりする機会があったので、すごく久しぶりに育児の話。
双子が生まれるとまず突き当たるのが夜間の授乳問題。赤ちゃん一人でも3時間おきに授乳とオムツ替えが必要で睡眠時間を十分に確保できないのに、それが二人となると…状況は想像に難くないと思います。実際、周囲の双子を持つ方(主にママ)からは「1時間しか寝られない」「日中ボーっとしてしまう」なんて声も耳にしたりします。本当に体力勝負です。
この辺り、授乳を母乳にするかミルクにするかで話はだいぶ変わってきますが、母乳はあげるだけで体力使う(らしい)し、ミルクならパパママ問わないわけなので、いずれにせよパパの頑張りにかかってると言っても過言ではないと思います。
我が家はいろいろ相談して基本的に母乳とミルクを併用することにしましたが、妻に
「睡眠不足で辛いって感じたことはほとんどなかったよ」
と言ってもらえるくらいには協力してうまく乗り切ることができたので、パパとしてやったことや気を付けたことを書いてみたいと思います。
学生の身分で日中は朝から夕方まで出席管理が割と厳しい授業や実習が入っていて妻に双子を任せっきりになることが多かったので、夜はできる限りのことをしようと工夫したつもりです。
勝ちパターンのリズムを作る

赤ちゃんの行動って先が読めないことも多いですが、長い夜を乗り切る上で勝ちパターンのリズムを作るのがすごく大事だったように思います。
我が家の場合だと夜の授乳はだいたい3-4時間おきで①20時、②0時、③3時、④6時。基本的に双子の片方は母乳、もう片方はミルクで、次の授乳時には交換という形にしていました。
①20時の授乳
20時頃に授乳をした後、妻には長男と一緒に寝てもらって僕が双子を寝かしつけ。二人とも起きているときは、首がすわる前は右腕と左腕で抱っこ、首がすわった後は抱っこ&おんぶで同時に寝かしつけてました(汗)
二人が寝たら僕は次の授乳タイミングまで勉強。一日の中で最も集中できる時間でした(笑)
②0時の授乳
0時頃に僕が寝るタイミングで授乳。ここでは双子が寝ていても起こして飲んでもらうようにしていました。
この後もしっかり寝てもらうためたっぷり飲ませていたので、飲み終えてゲップが出る頃にはたいていオムツを替えても起きないくらいには熟睡していました。
③3時の授乳
3時頃にたいてい双子のどちらかがグズリ始めるので二人とも起こして授乳。たっぷり飲ませるのは0時のときと同じです。
④6時の授乳
6時過ぎにはまたどちらかが起きるのとちょうど僕の起床時間ということで、ここでは無理に二人とも起こすことはせず授乳と同時に一日のスタート。
もちろんこの通りにいかない日もあります。変な時間に双子のどちらかが起きてしまった時は臨機応変に対応するしかありません。
でも、もともと勝ちパターンがあることで、今回は仕方ない(運が悪かった)と腹をくくれて精神的に少し楽に感じたように思います。
毎回の授乳のときにやったこと

①20時と④6時の授乳は子供がいなかったとしてもだいたい起きている時間なので、問題は②0時と③3時に母乳で授乳する場合に妻の睡眠時間をいかに削らずに省エネで乗り切るかというところ。
例えば③3時に母乳とミルクで授乳するときはだいたいこんな流れでやっていました。
双子のどちらかがグズリ始めたら僕が飛び起きてミルクの準備(赤ちゃんの声には妻より僕の方が敏感でした)
↓
ミルクの準備ができたらまだ寝ている子と妻を起こし、ミルクと母乳で同時に授乳開始
↓
ミルクの方が早く飲み終わるのでゲップさせてオムツ替え。起きてたら寝るまで抱っこ(母乳の子はまだ飲んでるかゲップ待ち)
↓
母乳の子を受け取ってオムツ替え。起きてたら寝るまで抱っこ(妻はもう寝てる)
↓
自分も寝る
うまくいけば全部で1時間かからないくらいで、妻が起きている時間はその半分くらいだったと思います。
妻の母乳の調子が悪いときなどは②0時や③3時に二人ともミルクで授乳ということもありました。その場合は、僕が二人にミルクをあげて、どちらかが飲み終わった段階で妻を起こしてゲップさせてもらうようにしていました。
二人のタイミングがうまくズレて妻を起こさずに済んだときもありましたが、タイミングが重なって一人ではスムーズに回せないことのほうが圧倒的に多かったです(汗)
まとめ
苦労も多い双子の夜間の授乳で、母乳とミルクを併用してできるだけ妻の睡眠時間を確保しつつ乗り切った経験談を書いてみました。
この辺りの話は赤ちゃんの性格もパパママの状況も家庭毎に全然違うので、誰かの真似をすれば絶対にうまくいくという話ではないと思いますが、ちょっとだけでもどこかの誰かの参考になれば幸いです。
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