
文部科学省の「各大学の医学部医学科の入学状況及び国家試験結果等」で、昨年度(令和元年度)の各医学部のストレート卒業率が公表されました。
令和元年度のストレート卒業率は次のように定義されます。
ストレート卒業率
=最低修業年限(6年)での卒業者数/平成25年度入学者数
医学部は大学によって進級および卒業試験の大変さが異なりますが、ストレート卒業率は入学後から卒業するまでのカリキュラムの厳しさの1つの指標になります。
今回は令和元年度の全国の医学部のストレート卒業率をランキングにして紹介します。
昨年度の記事はこちら↓
ストレート卒業率ランキング
まずストレート卒業率のランキングをグラフで示します。大学名の部分が青色の大学は国立、緑色は公立、橙色は私立です。
大学によっては年度によって卒業率が大きく変動することもあるので、前年・前々年度の結果も併せて示します(青色が2020年、橙色が2019年、灰色が2018年の卒業生のデータです)。




令和元年度のストレート卒業率は100%から65%まで様々です。
データ詳細
先ほどのグラフの結果を数値で示します。



まとめ
令和元年度の医学部のストレート卒業率をランキング形式で紹介しました。
上位は国公立が多く、下位は私立が多いというのは毎年同じ傾向です。
ただ、グラフでも示したように、個々の医学部に関して言えば年度が異なると大きく変動しているところもあります。また、各大学で学生は異なるので、卒業するための実際の勉強の大変さとは必ずしも一致しないことをご承知おきください。
昨年度の記事はこちら↓
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