
研究の方も一段落して(正確には一旦諦めて国試後to be continued...)いよいよ国試モードということで、冬メック模試を受けてみました。
模試よりもまだ手が回っていない国試回数別のほうが大事かななんて思いつつも、大学からのサポートで無料だったのでせっかくならと。
結果から言うと、ずいぶん難しい問題が多くて偏差値的にも中の中。
春に受けたメディックメディア5年生模試はもう少しいいポジションだったけど、国試受験生みんな頑張っている中で勉強不足だと相対位置は当然下がるよねという…。
メディックメディア模試5年生模試の結果↓
そんな感じなので、勉強法を求めてこの記事にたどり着いた方の参考にはまったくならないと思いますが、自分の勉強の記録として残しておこうと思います。
目次
①模試概要
②模試結果
③模試分析
④まとめ
①模試概要
冬メック模試は例年全国の約8000名が受験するようです(2021年は12月15日現在で3800名)。
特徴
・最新の国試出題傾向・形式に対応
・国試直前に必要な実践さながらの構成・難易度
後述するように難易度については実践さながらだったのかどうか疑問が残りますが(汗)
出題内容
・近年の国試に多い、実践的な手技や思考過程を問う問題
・疫学から治療まで幅広く知識を問う問題
・国試試験委員とトピックスから作成した予想問題
詳しくはメックのこちらのページから↓
②模試結果
返却された成績表が見やすいのでそのまま掲載します。受験者数は期間中毎日更新されるようですが12/15時点のものです。
総合成績

必修:85.0%(偏差値53.6)
一般・臨床:73.3%(偏差値51.3)
いや…難しかった…。
解いている最中は相当厳しい結果になるんじゃないかと思ってたので、得点率も偏差値もそのとき覚悟していたよりはよかったです。
禁忌は2つ。あぶな…
ちゃんと復習しとこう。
正答率が高い問題の成績

一般・臨床、必修ともに正答率が高い問題をある程度しっかり取れていたのは今回よかったところ。本番に向けてはこのレベルで完成度を上げいけば大丈夫なんじゃないかな…(と信じてる)。
細かいことはやり出したらキリがないのと自分のキャパ的にも厳しいのとで、今後は出会うたびにちょっとずつ埋めていくくらいのつもりでいます。
ブロック別の成績

A-Cブロックは深夜に眠い目をこすりながら、D-Fブロックは日中に意識がクリアな状態で解いたんですが、前者が5%くらい低くなりました。
A-Cブロックは復習してても「どうしてこの情報読み飛ばしてたんだ?」みたいなのがいくつかありました。問題の難易度(平均点の違い)を加味してもこの差は有意な気がするので、暗記中心の試験と言えどやはり受験中のコンディションは大事そうです。
本番前日はきちんと寝ようと心に誓った…
③模試分析
今回の冬メックがあまりに難しく感じたので、115回114回医師国家試験と正答率別の問題数を比較してみました。
まず必修。

次に一般・臨床。

国試当日と約50日前では受験生の学力が同じではないので単純比較はできませんが、今回の冬メックは本番に比べて悩ましい問題が多かったというのがよくわかります。
模試の特徴として謳っている「実践さながらの難易度」というのが気になる…
まぁ模試での収穫という点では簡単な問題ばかり出されるよりいいですよね、きっと。
気を抜かなければ本番では今回よりも点数が上がると考えると未来は明るい。
④まとめ
というわけで、受験者のほぼ中間の成績でなんとも言い難い結果ではありますが、今後焦る必要もなく油断もできずのちょうどいい結果だとポジティブに捉えようと思っています。
今回の結果は”国試対策以外のところでバタバタしている割には持ち堪えている”とも取れて、そういう意味では5年生の終わりまでにある程度仕上げておいてよかったと感じています。
本音を言うとこの時期もっと安全圏にいられたら精神衛生上よかったけど、元々暗記が苦手な分、記憶の劣化が速かった(=普通の人より維持コストがかかる)んだなぁ…
残り50日強、やり残している回数別や必修対策、苦手分野対策などやれることをコツコツやっていきます。
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