【大学受験】独学・予備校・個別指導のメリットとデメリット

2016/08/23
大学受験に独学で臨む場合の費用について前回触れました。


独学はかなり費用を抑えられる反面、学習計画から分析、苦手範囲の克服まで自分でやらなければいけません。これらのことは予備校や個別指導(家庭教師を含む)では独学に比べて負担は軽くなるので、どの方法がいいのか自分の性格なども考慮して総合的に考える必要があると思います。

今回は独学、予備校、個別指導についてのメリット・デメリットを書いてみたいと思います。ただ、予備校に通った経験なし、個別指導も教師側の経験のみなので、少し偏りがあることをご承知おきください。


1. 独学


【メリット】
・費用が安い
・自分のペースで進められる
  
【デメリット】
・計画から分析まで自力でやる必要がある
・自分の実力にあった教材選定が難しい
・苦手克服に時間がかかりがち
・成績や勉強の進捗が客観的に見えづらい


学校に通っている現役生は別にして、浪人生や再受験生の場合、前回受験時に合格圏にいたか、勉強の全体像が十分見えている場合を除いては独学で臨むのは難しいように思います。

ただ、独学で負担が大きい勉強のペース配分や客観的な分析も、方法によっては軽減することができて、例えばZ会のような通信教育の教材はけっこう役に立ちます。僕も現役時代はかなりお世話になりました。レベル設定が細かく分かれているので、苦手の克服だけでなく、得意分野を伸ばしたいというときにも有効です。

また、最近はスタディサプリのようにスマホやパソコンで授業が受けられる教材も増えてきました。無料期間もあったりするので、苦手分野だけ一度試してみるというのもアリだと思います。


2. 個別指導・家庭教師


【メリット】
・自分の能力にあわせて指導してもらえる
・指導方法も講義形式、演習形式と調整可能(な場合が多い)

【デメリット】
・教師の能力差が大きい
・費用が高め(時給次第?)


個人的には、合格に向けて能力を伸ばしたいという人にとっては、個別指導が一番いいのかなと思っています。ただ、デメリットにも書きましたが、うまくいくかどうかはいい教師に巡り合えるかにかかっていて、そこの選別が運任せに近いというか難しいかもしれません。

教師のデータがしっかり見れるところであれば、経歴や指導経験はもちろん、体験授業を受けて見極めたほうがいいと思います。最近は、オンラインでの指導もあったりして敷居は低くなっているので、まずは一度自分にあうかどうかを試してみるのも手です。


3. 予備校


【メリット】
・同じくらいの能力の人と切磋琢磨できる
・カリキュラムが固まっており、抜け漏れが少ない
・受験ノウハウを得やすい

【デメリット】
・講義形式・コース選択制のため、無駄な時間が多い
・ペースが決まってしまっている
・費用が高い


予備校は、どちらかと言えば学習範囲に抜けが多く一からやり直したい人、一人でやるより周りにあわせてやったほうが集中できる人に向いています。また、「この時期にこれをやっていればいいんだ」というペースメーカーがあるのは、自信を持てるのですごく大きいです。

ただし、カリキュラムが固まっているからこそ、同じ予備校に何年も通うというのは効率が悪いような気がします。

また、特に大手の予備校に通っていると、通っている自分に満足してしまうといった変な安心感が生まれがちです。ある程度の危機感を持って続けられる予備校を見つけることをお勧めします。



さて、ここまで独学・予備校・個別指導それぞれについて書いてきましたが、どの方法にもメリット・デメリットがあるので、ぜひ自分に合った方法を見つけて合格を勝ち取ってほしいです!


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