【大学受験】模試の活用法~復習と計画~

2016/09/26
今回は模試の活用法に関して。


模試は、
1. 受ける目的を明確にし、
2. 目的にあった難易度の模試を選び、
3. 受けた後に復習を行う
ことで効果を最大限に引き出せます。

以下、それぞれについて書いていきます。


1. 模試を受ける目的


模試を受ける目的は、人それぞれだと思います。

A. 自分の偏差値を知るため
B. 志望校での順位を知るため
C. 弱点を知るため
D. 科目のバランスを確認するため
E. 場慣れをするため


現役生のように未習の部分があって学力がこれからどんどん伸びるような人は、A・Bの目的だけで十分です。模試で望みの結果が得られたのであれば、これまでの勉強のやり方を継続していけば問題ないと思います。


逆に、浪人生のようにある程度学力が固まりつつある人は、C・D・Eをぜひ重視してほしいです。

学習範囲がある程度見えてくると「模試なんて受けなくてもこの問題集を仕上げれば大丈夫」みたいな感覚がつかめてきますが、自分の経験からして、このやり方だと分野毎のメリハリがつけにくく、どうしてもマンネリになってしまいます。

そんなときに模試を受けると、満点でない限りは弱点が見えますし、満点をとったとしても「ここが怪しかったな」という形で、模試以降は弱点に重みを置いた学習計画に修正することができます。


また、緊張しやすい人はEの目的で最低一度は模試を受けることをお勧めします。



2. 模試の難易度


模試は各予備校で様々な種類のものが開催されていますが、自分の目的や志望校に合わせて選ばないと、偏差値や判定を始め、間違ったメッセージを受け取ってしまうことになります。

模試を片っ端から受けるという手もなくはないですが(実際、そういう人もいますが)、受けるだけでも時間を取られるのであまり賢い方法とは言えません。


旧帝国大学などは、大学別の冠模試があるので、ひとまずそれを受ければハズレはないと思います(予備校によっては問題の作りが雑だったりしますが)。

冠模試がない大学の場合は、各大学の入試問題の傾向・難易度を踏まえて判断したほうがいいです。あくまでイメージですが、次のような感じです。

A. 入試問題の難易度があまり高くなく、確実に得点して高得点したい(得点率8割~)
→ 全統記述模試

B. 問題の難易度が高いので、難問題でも得点を重ねたい(6~7割)
→駿台全国模試

C. 医学部で私立・国立両方の対策として使いたい
→全統医進模試


AとBの違いは、ものすごく雑に言うと、全統記述模試で東大A判定が出ても、判定としてあまりアテにならないということです…



3. 模試の復習


受験生時代には、模試の復習についてこういう風に考えていました。


『模試って点数や順位、判定にばっかり目がいきがち。でも、これらはあくまで模試を受けたときについてのこと。それ以降につながるのは間違った部分の習得とできた部分のより深い理解、つまり復習。

あんまり楽しくない上に時間もかかるし、すごくエネルギーがいる作業だと思う。

現役の頃は大事だとわかっていながらついつい目先の勉強に追われ疎かにしていた気がする。』


模試は、受けっぱなしで判定や順位だけ確認するという人がけっこういますが、これはものすごくもったいないです。

結果が出るまでに1か月近くかかりますし、結果が出るとそれに記憶が引きずられてしまいます。偶然合っていた問題なのにできた気になってしまったり、逆に記述式の問題で減点されていると採点が厳しいんじゃないかという気持ちになったりして復習がおろそかになります。

終わったらできるだけ早く自己採点をし、少しでもあいまいに感じた箇所を復習することが重要です。弱点の克服をその後の学習計画に反映できたら完璧です。判定や順位は、1か月後のお楽しみくらいに思っておくのがいいかもしれません。

また、自分の学力が着実に伸びているかを確認するために、数か月後に再度解いてみるのもいいと思います。冠模試なんかは、その年の予想問題になっていると聞いたことがあります(よく、模試が的中!なんて予備校の宣伝がありますよね)。模試の問題をマスターしておくと、本番で得するかも…?



今回は主に記述模試をターゲットに書きましたが、マーク模試も基本は同じです。受験生はこれから模試ラッシュが続きますが、うまく活用して成績アップにつなげてほしいなと思います。

また、こちらの記事で記述模試の難易度・母集団について詳しく書いています。
医学部受験生・医大生のブログ一覧はこちら↓↓
にほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ 

関連する記事


スポンサードリンク

この記事へのコメント