センター試験まで残り約2ヶ月。センター対策の総仕上げとして、これからセンターパックに取り組む人が多いと思います。
今回は、センターパックについて、自分が受験したときのセンター試験と比較しながら選び方、使い方などを書いてみたいと思います。
センターパックの種類と取り組み方
いろいろな塾や予備校で出版していますが、河合(桃パック)、駿台(青パック)、Z会(緑パック)がメジャーですね。
時間があって、センター重視でしっかりと練習を積みたい方は、3つとも取り組んでみるといいと思います。本番を想定してやるのであれば、本番と同じ順番で時間を計ってやるのが鉄則です。
僕は、なるべく2次対策に時間を割きたかったので2015年、2016年ともセンター直前に桃パックのみを解きました。
なぜ桃パック?
2015年にマーク模試、マーク形式の問題集をいくつか解いてみて、河合塾の問題がセンター過去問に最も近いと感じ、桃パックを選びました。
その結果、2015年はセンター本番でかなり調子が良かったので、ゲンをかついで翌年も桃パックにしました。
ただ、実際には3つのパックででそこまで大きな差があるとは思いません。難易度は桃パックが最も低いとよく言われますが、後のほうで詳しく書いているように、それでも本番より難しめで点数は低くでます。
3つともやる時間がなくて本番前に気が緩みがちな人は、気合を入れるためにも青パック、緑パックを選ぶというのはアリかなと思います。
桃パックと本番の点数の差
青パックや緑パックに簡単といわれる桃パックでも、本番では2015年は合計20点、2016年は合計70点近く上がりました。
科目別で違いを見てみると…

ここで、グラフの縦軸は
{(センター得点)-(桃パック得点)}/(満点)×100
で表しています。
2015年、2016年ともにセンター本番の国語がかなり易しかったので、それを除外すると本番との差は十分小さく、予行練習として十分な精度と言えそうです。
最後に…
年末になると、書店によっては店頭では売り切れで取り寄せになってしまうこともあります。
いざセンターパックを解こうと思ったときに手元にないなんてことがないように、早めにゲットしておくことをオススメします。
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